藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2009年10月6日放送
株式会社テー・オー・ダブリュー
代表取締役社長兼COO 秋本 道弘さん

広告からプロモーションへ。業界の進化を担う。
(後編)

これからプロモーションはどのように変わっていくのか。それを担う同社の戦略とは何か。決定打の無い時代の新しいプロモーションのあり方と可能性を、具体的にうかがう。




主な内容

1)決定打の無い時代のプロモーションとは?
2)テー・オー・ダブリューと業界の10年後とは?
3)日本人はプロデューサーになれるか?

会社データ

URL http://www.tow.co.jp/
設 立 1976年7月
上 場 2000年7月 JASDAQ
2007年6月 東証2部
2008年6月 東証1部
銘柄コード 4767(Yahoo!で株価を見る
資本金 948百万円
従業員数 (単独)144名(連結)162名
主な業務 イベントに関する企画・制作・運営・管理等

対談を終えて

 
日本の未来はあるのか

 日本は、世界でも有数のモノ作りの国であり、すばらしい技術を持つ国だと言われることが多い。しかし一方で、日本独自のこだわり技術が世界水準と合わず、「ガラパゴス」と日本が評されることもある。今、なんとも世界から置き去りにされているような空気がある日本が元気になるにはどうしたらいいのか。そんなことを考えていたときに、力強いヒントを与えてくださったのが、株式会社テー・オー・ダブリュー、代表取締役社長の秋本道弘さんだ。

決定打のない時代のプロモーション

 テー・オー・ダブリューは、プロモーション会社で、モノを売るためのあらゆる仕掛けを考え実行する会社だ。秋本さんは、「テレビのCFを神話的に、あるいは絶対的な決定打として考える時代はとっくに終わりは迎えたのです」と言う。これは言い換えれば、一つの技術ですべてを解決する時代ではないことを指し示していらっしゃるように思う。
 現に、秋本さんたちが取り組むプロモーションは、テレビCFに依存するモノではなく、消費者が朝起きてから夜寝るまでのラフスタイルをベースに、電車の中、町の建物、店先のイベントなど、様々な機会と手法を組み合わせて商品のプロモーションを行っている。まさに、様々な技術を組み合わせて、より効果的なプロモーションを日々生み出しているということだ。
 モノ作りの世界も同じだと思う。

消費者に専門性はない

 最先端の技術と言われる要素技術を持つ日本が、これから世界で競争していくには、秋本さんたちのように、それらを効果的に組み合わせるプロデューサー能力が求められる。しかし、日本人には、そうした能力が不足していると指摘する人が多いが、秋本さんは、そんなことはないと断言された。
「総合力というのは、そんなに難しく考える必要はなくて、いつでも普通の消費者になれるかどうかに、僕は鍵があると思うのです。一消費者にとって、専門性はそんなに支配的ではないと思うのです」。秋本さんの言葉には、深い気づきがあった。
 確かに私たちは一消費者の立場に立ったときは、専門性を持たず、あらゆることを考え、組み合わせて生活している。いったん、消費者の立場に立ち戻ってみること。それが、日本人がプロデューサー能力を磨く第一歩かもしれない。




FeBe

「藤沢久美の社長Talk」の対談全編は、 株式会社オトバンクの運営するオーディオブックのサイト FeBe(フィービー)にて配信中です。

詳細を見る>>

ホーム 社長Talkを聴くには
社長Talkとは
社長Talk News
感想を送る
これまでの社長Talk
CD購入
Twitter

Google

WWW を検索
社長Talk を検索
利用方法 Copyright (c) KumiFujisawa, All Rights Reserved. お問い合わせ