藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2009年9月1日放送
株式会社マネーパートナーズグループ
代表取締役社長 奥山 泰全さん

個人投資家からFX専業企業の経営者へ

個人投資家としての取引で感じた不便を元に、証券会社等にアイデア提供を始めたことを機に、FX専業企業の経営者になったという奥山さん。ひと味違う、その経営理念を聞く。



この対談の全編は CDでお聴きいただけます

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主な内容

1)外国為替取引が人気の理由
2)個人投資家から経営者へ
3)安心できる販売会社の選び方
4)思いを共有できる社員の採用と育成
5)FX一般化への展望

会社データ

URL http://www.moneypartners-group.co.jp/
設 立 2005年6月
上 場 2007年6月 大証ヘラクレス
銘柄コード 8732(Yahoo!で株価を見る
資本金 1,768百万円
従業員数 14人(個別)、89人(連結)
主な業務 外国為替証拠金取引(FX)業、個人投資家へのサービス提供及び金融機関への自社システム提供やASPビジネスの展開

対談を終えて

 
個人として投資体験の少ないプロ

 証券会社や銀行といえば、投資や金融取引のプロ集団というイメージがあるが、実際に自分個人のお金を株式投資や為替取引を用いて運用した経験のある人は、極めて少ない。投資・運用に関わる機密情報を多く扱うこうした会社では、役職員に対して投資等を制限している場合が多いからだ。
 しかし時代は変わった。インターネットの普及と金融自由化は、個人投資家が証券業を担うチャンスを与えてくれた。今回お会いした株式会社マネーパートナーズグループ、代表取締役社長の奥山泰全さんは、元々個人投資家だった。

個人投資家から証券会社の責任者へ

 奥山さんは、元々、個人で先物取引などを利用して自分の資金の運用をしていた。腕を磨いた奥山さんから学びたいという人も多く、書籍を出版したり、セミナー講師を務めることも多々あった。
 奥山さんが、実際に取引するなかで感じる不便や不都合は、証券会社等にとっては、お客様に喜ばれるサービス改善のアイデアに直結する貴重な情報で、結局、奥山さんは証券会社に請われ、デリバティブ取引のシステム開発責任者になり、自分自身が欲しかったシステムを作ることになった。

個人投資家を尊敬する会社

 こうして個人向けのデリバティブ取引についての第一人者となった奥山さんに経営を任せたいと申し出てきたのが、マネーパートナーズだった。当時、上場を目指しながらも、経営難に直面していた同社への社長就任の依頼だったが、奥山さんは「黒字化したら個人投資家に戻ろう」という気持ちで経営を引き受けた。あっという間に黒字化の目処を立てたが、上場も実現して欲しいという株主からの依頼に応え、上場を果たした。
 その時、奥山さんが目の当たりにしたのは、数万口座に及ぶ個人投資家の存在だった。自らリスクを取って取引をする投資家に答え続けるべきではないか。その思いが奥山さんに個人投資家に戻ることを思いとどまらせた。
「僕は個人投資家さんを非常に尊敬している」という奥山さん。個人投資家の痛みがわかる奥山さんだからこそできる投資家のための経営姿勢は、これからますます業界のお手本になっていくに違いない。




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