藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2009年3月24日放送
株式会社ザッパラス
代表取締役会長兼社長 杉山全功さん

占いコンテンツNO.1に導いた経営のプロ

携帯電話の占いコンテンツのトップシェアを誇るザッパラス。その道筋を作ったのが、現社長の杉山さん。自分がいなくても回る組織づくりを目指すという杉山さんの経営術とは。



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主な内容

1)占いで、携帯コンテンツトップになった理由
2)学生起業後、大企業に就職で得たもの
3)退職・起業・倒産・再生を経験した20代
4)自分がいなくても回る組織を作りたい
5)トータルで勝つこと、つまり「継続」が第一
6)B to B to Cの新たな戦略
7)失敗する機会を増やして、人材層を厚くする
8)創業者とは違う、プロの経営者とは

会社データ

URL http://www.zappallas.com/
設 立 2000年3月
上 場 2005年5月 マザーズ上場
2009年2月 東証1部に市場変更
銘柄コード 3770(Yahoo!で株価を見る
資本金 8,551百万円(2008年4月期)
従業員数 143人(個別)、163名(連結)
主な業務 モバイル及びインターネット向けのデジタルコンテンツ事業 並びにモバイルコマース事業。

対談を終えて

 
経営者の資質

 求められる経営者像は、その会社の成長段階によって違う。創業時に必要な経営者の資質と基盤ができた時に求められる経営者の資質は違う。しかし、今回お会いした株式会社ザッパラス、代表取締役会長兼社長の杉山全功さんは、その両方の能力を持たれた経営者だ。
 ザッパラスといえば、携帯電話の占いコンテンツでは、圧倒的なシェアを持つ企業だが、この占い分野への集中と選択を実行したのは、杉山さんだ。ザッパラスの創業者から誘われて、移籍後に、会社を存続・発展させる術として、この決断をした。

20代で得た経験

 杉山さんは、学生時代に、起業の経験がある。先輩に誘われての起業だった。しかし卒業後は、そのままベンチャー企業の道を歩まず、大手企業に就職した。2年後、再び先輩に誘われて、起業を経験することになるが、壁に突き当たり、会社を譲渡することになる。起業、大企業勤務、そして、企業譲渡と、20代にして、様々かつ真剣勝負の経験をした杉山さん。この経験が、杉山さんの経営者としての幅広い能力を生み出す原動力になったのだろう。
 こうした杉山さんの実力が花開いたのが、シンフォレストという安価なソフト開発・販売会社を起業し、大成功を納めたことだと思う。しかし、この会社に杉山さんは、骨を埋める覚悟ではなかったという。

経済活動を生み出す能力

 その理由を杉山さんは、次のように言う。「ビジネスとして何か面白いなというものに、非常に興味がわいてくる。あと、私自身は、いろいろなビジネスとか組織をやるに当たって、ずっと自分が現場で携わっていたいというタイプではなくて、自分がいなくても回るような組織なり仕組みを作りたいというのが、もともとの理想といいますか、目指すべきイメージなのです。ですので、結果的に自分を否定しているのです。だから、できあがってくると、自分がいらなくなってしまうのです」。
 アイデアを生み出し、仕組みを作る。それを繰り返す杉山さん。それは、新たな市場をつくると同時に、多くの人たちに、新たな働く場所を生み出すことにつながる。まさに、杉山さんの存在は、新たな経済活動を生み出す社会的存在と言えると思う。




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