藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2008年10月7日放送
株式会社アイフリーク
代表取締役社長 永田 万里子さん

デコメから新しいギフト市場を創設

主婦として独学で勉強したウェブの知識を活かして、起業。仕事を通じて遭遇した携帯電話のデコメを転機に、事業展開、上場を実現。そして今度は、また新たなサービスが始まる。



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主な内容

1)普通の業種に比べると、すごく異例なことだと思います
2)自分の力で切り拓いていくという家系的なものが
3)企業も生き物ですので、長くやっている間には転機が来る
4)4千人弱のクリエーターさんをネットワーク化しました
5)デコメールも心のギフトの一つだと思っています
6)贈る人のオリジナリティをどこまでのせられるかが、これからの勝負

会社データ

URL http://www.i-freek.co.jp/
設 立 2000年6月
上 場 2007年3月 大証ヘラクレス
銘柄コード 3845(Yahoo!で株価を見る
資本金 458百万円(2008年6月現在)
従業員数 95名(臨時従業員を含む・2008年6月現在)
主な業務 モバイルコンテンツ事業・モバイルイノベーション事業

対談を終えて

 
時代を読み、変化に備える

 世の中の変化は、速い。それは、消費者の移り気とそれにいち早く対応できる技術の進歩、そして、それに対応し続ける企業努力の賜物だ。そんな数限りない小さな変化を観察しながら、いずれやって来る大きな変化に備えるのが経営者の役割でもある。
 さて、今回は、中でも、変化の激しい業界の一つである携帯電話のサービス企業を立ち上げ、上場を実現した株式会社アイフリーク代表取締役社長の永田万里子さんをご紹介しよう。
 永田さんは、子育ての傍ら、独学でパソコンやインターネットの技術を学び、個人事業主として、ホームページの作成の依頼を受け始めた。当時、誕生したのがiモード。永田さんは、これからは携帯電話の時代がやってくるに違いないと直感し、携帯電話関係の仕事も積極的に受託するようになったそうだ。

携帯電話が生み出した新しいサービス

 転機となったのは、当時のセルラー(現KDDI)のコンテンツとして提供した「キャラクター付きのグリーティングメール」だ。当時は、文字を組み合わせた絵文字が主流だったが、永田さんはドットで、キャラクターを描いてみせた。
 人気のサービスを生み出した永田さんだが、ここで大きな事業拡大戦略には出ず、自分たちが得た利益の範囲内で、コツコツと仕事を増やしていった。この堅実さが、多くのITサービスベンチャーが消えていく中、上場を実現できた理由かもしれない。

企業成長の転機を見極める判断力

 しかし、永田さんには、大胆さもある。堅実な事業展開をする一方で、「ここぞ!」というタイミングでは、勝負に出る。例えば、キャラクター付きグリーティングメールを始めて、4年後には、それまでの事業の柱でもあったウェブの受注を全て断り、モバイル系ビジネスに特化することを決めたのだ。
「企業も生き物。長くやっている間には転機が来ると思っていますので、その転機が来ているということで判断しました」という永田さん。
 今では、約4000人のクリエーターを束ね、デコメールの素材の提供を行っている。アイフリークで育ち、有名になったクリエーターも生まれて来ているそうだ。クリエーターを縛り付けるのではなく、育てていくと考えるのもまた、永田さんの女性らしさかもしれない。




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