2008年4月1日放送
株式会社ウェブマネー
代表取締役社長 兼 最高執行役員 溝口 龍也さん
ネット時代の新たな決済システムを提供
技術系企業を応援するジャスダックの新市場NEO上場第2社目。プリペイド型の決済システムをネットのニーズに合わせて、次々と新たなインフラを開発し続ける、その戦略とは。
URL
http://www.webmoney.co.jp/
設 立
1988年3月
上 場
2007年12月 JASDAQ NEO
銘柄コード
2167(
Yahoo!で株価を見る
)
資本金
353百万円(2007年12月末日現在)
従業員数
37名(2007年12月末現在)
主な業務
電子マネーWebMoneyの発行・販売。
WebMoneyを利用した電子決済サービスの提供。
古くて新しい決済サービス
今回お会いしたのは、株式会社ウェブマネー、代表取締役社長兼最高執行役員の溝口龍也さん。2007年12月にJASDAQの新市場NEOに上場した新興企業だ。社名を見る限り、非接触カードを使って決済する電子マネーをイメージするが、ウェブマネーの歴史はもっと古く、電子マネーという言葉がない時代から、インターネット上でのゲームなどの決済に利用されていたサーバ型プリペイド式の電子決済サービスを提供している会社だ。
基本的には、コンビニなどで販売されているWebMoneyを購入し、その裏に書かれているプリペイド番号を入力することで、インターネット上での決済が完了するといったサービス。今では、インターネット上でクレジットカードを利用してもWebMoneyが購入できる。インターネット上で決済する際に、特別な機器を必要とせず、プリペイド番号を入力するだけなので、手軽で、匿名性が高いということが、Edyなどと大きく違うところかもしれない。
支援者から経営者への転換
さて、古くて新しいウェブマネーを上場に導いた溝口さんは、創業者ではない。2005年に、同社の社長として転職されてきた。当時の溝口さんは39歳。大学卒業後、ベンチャーキャピタルに入社し、様々な企業の支援を経験するうちに、外からの支援ではなく、中から企業の成長を支えたいという気持ちが高まり、その後、いくつかの企業の子会社の立ち上げや運営を経験し、同社に迎えられた。
企業の成長に求められる経営者の能力とは
創業者でなく、しかも若い人が経営者として着任することに苦労はなかったのかと聞いてみると、「経営者には二種類あると思う」と溝口さんは言う。0を1にする経営者と、1を2や3にする経営者だ。
溝口さん自身は、後者のタイプと自己診断をされていて、「僕の中で重視しているのは、とにかく客観的に会社を見て、いいところを伸ばし、悪いところは捨て、あとは組織づくり」と微笑みながらおっしゃった。笑顔が素敵で、暖かい雰囲気を持つ溝口さんは、きっと従業員にとっても、自分たちを理解してくれる身近な存在に違いない。
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