藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2008年3月4日放送
DIAMアセットマネジメント株式会社
代表取締役社長 長浜 力雄さん

世界に貢献する日本の資産運用会社へ

みずほFGの前身である日本興業銀行と第一生命の傘下運用会社3社の合併により生まれた同社は、顧客本位で運用力重視の経営を実践してきた。長浜社長の企業人としての歩みと思想を聞く。




会社データ

URL http://www.diam.co.jp/
設 立 1999年10月 (※DIAM合併)
上 場 未上場
銘柄コード
資本金 2,000百万円(2007年12月末日現在)
従業員数 362名(2007年12月末現在)
主な業務 投資運用業、投資助言・代理業、第二種金融商品取引業。

対談を終えて

 
大企業の社長

大企業の社長の中で、社長になることを目指していたとおっしゃる方には滅多にお会いすることは無い。就職して、様々な経験を積まれて、気がつくと、社長というポジションが与えられていたという方が多いようだ。
今回お会いしたDIAMアセットマネジメント株式会社、代表取締役社長の長浜力雄さんも、そのお一人。もの静かで、思慮深い長浜さんだが、生命保険会社に就職する際には、営業職を希望したのだそうだ。しかし、配属先は、運用部門。そして、運用部門でキャリアを積んだ後、地方の支社での営業も経験することになったそうだ。

仕事の本質は同じ

運用と営業というのは、ずいぶんと違う仕事だ。運用会社に勤めた経験のある私の印象だが、大きなお金を預かる運用担当者は、どちらかと言えば、営業を受ける立場で、人に頭を下げることは滅多に無い。けれども、営業担当者といえば、頭を下げることの方が多い仕事で、長浜さんも、きっとそのギャップに当初は戸惑われたのではないかと思う。
しかし、長浜さんは、「仕事というのは、いろいろなミッションを与えられたりするなかで、ベストを尽くし、仕事の楽しさを発見する努力というのは大事」であり、営業の現場でも、「仕事で成功するとかしないとかいう本質論になると、そんなに変わりはない」と思って仕事に取り組んできたのだそうだ。結果、支社長や営業担当役員も経験され、営業でも実績をあげられた長浜さんは、再び運用部門に戻ってこられた。
長浜さんの捉えかたは異なっているかもしれないが、会社員にとって、未経験の部署への転属・転勤は、今までのキャリアがとだえるという意味で、ともすると人生の敗北のような気持ちになるときがある。長浜さんの歩みは、私たちに光を与えてくれる。どんな部署でも、意識を変えれば、仕事に楽しみを見いだすことができる。

さらなる飛躍へ

そして、銀行と保険会社の業務提携をうけて、3つの会社を合併して運用会社を作るという極めて難業に取り組み、DIAMアセットマネジメント株式会社の社長となられた長浜さんは、全国の地方銀行の営業サポートにも力を入れる運用会社として、成長の道を歩んでいる。企業の器は社長の器に依存すると言われるが、まさに、幅広い経験と理解を持つ長浜さんゆえの歩みなのかもしれない。




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