藤沢久美の社長Talk

今週の社長Talk


2008年1月8日放送
ミネルヴァ・ホールディングス株式会社(旧:株式会社ナチュラム)
代表取締役会長兼社長CEO 中島 成浩さん

日本最大級のネットショップの過去と未来

日本のネットショップの未来を切り拓き続けるアウトドア商品のネットショップ「ナチュラム」。誰よりも早く新たなサービスを生み出す秘密は、小売としての基礎力だという。




会社データ

URL http://www.naturum.jp/
設 立 2000年2月
上 場 2007年10月 大証ヘラクレス上場
銘柄コード 3090(Yahoo!で株価を見る
資本金 596百万円(2007年10月末日現在)
従業員数 47名(2007年10月末日現在)
主な業務 インターネットによる情報提供、通信販売および仲介、広告業務。Eコマースのための各種ソリューションサービス。イベントの企画、運営他。

対談を終えて

 
日本最大級のネットショップ

今回お会いしたのは、株式会社ナチュラム、代表取締役会長兼社長CEOの中島成浩さん。「ナチュラム」といえば、Eコマース(電子商取引)の世界では、誰もがその動向に注目しているアウトドア商品を扱う日本最大級のネットショップだ。
ナチュラムは、90年に、中島さんのお父様が起業された釣具メーカー、株式会社ナカジマの小売店舗として大阪に店を構えたのが始まりだ。そして、96年不況時に新たな挑戦として始めたのが、ネット販売。3年後の99年には、月商1000万円を超え、株式会社ナチュラムとして独立することになったそうだ。

なぜ成長し続けたのか

96年から99年には、雨後のたけのこのごとくネットショップが誕生したが、今もビジネスを継続しているショップは極めて少ない。なぜ、ナチュラムは、右肩上がりの順調な業績を実現し続けたのか。「トライ・アンド・エラーの繰り返しですよ」と中島さんはおっしゃるが、目の付け所がとにかく鋭い。例えば、99年からアフィリエイトプログラムをスタートしているし、2000年から顧客にホームページの無料提供サービスを始めている。今話題のブログのさきがけ的サービスだ。
当然、こうしたサービス以外に始めてみたけれどうまくいかなかったというものもあるのだそうだが、こうした発想の源を中島さんはこう表現する。「大切なのは、ITではなく顧客の研究です」。

新たな技術よりも大切なこと

多くのネットショップが、新しいITを使ってお店を作ったが、彼らは小売業の素人たちだった。「小売業としての基礎力を持ち、顧客の研究をして、品揃えをしていくことこそが大切なのだ」と中島さんは指摘する。つまり、中島さんが次々に先進的なサービスを取り入れてきたのもまた、顧客を観察し、研究した結果なのだ。
新たな技術が生まれると、私たち人間はそれに過大な期待をしてしまうことが多い。しかしやはり重要なのはその技術を使う人間の力。どこまでも人間として感性や能力を磨いているか。その大切さを中島さんから教えていただいたように思う。




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